豊岡市議会 > 2019-09-27 >
令和元年第2回定例会(第6日 9月27日)

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  1. 豊岡市議会 2019-09-27
    令和元年第2回定例会(第6日 9月27日)


    取得元: 豊岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    令和元年第2回定例会(第6日 9月27日) ────────────────────────────────────────────────      令和元年第2回豊岡市議会定例会(第6日)                            令和元年9月27日(金曜日) ────────────────────────────────────────────────                          令和元年9月27日 午前9時30分開議 日程第1 諸般の報告 日程第2 報告第15号 専決処分したものの報告について       専決第8号 損害賠償の額を定めることについて       専決第9号 損害賠償の額を定めることについて       専決第10号 訴えの提起について       専決第11号 和解の申立てについて 日程第3 報告第16号 平成30年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告に            ついて 日程第4 報告第17号 放棄した債権の報告について(一般会計) 日程第5 報告第18号 放棄した債権の報告について(水道事業会計) 日程第6 第64号議案 損害賠償の額を定めることについて      第65号議案 損害賠償の額を定めることについて      第66号議案 事業契約の締結について 日程第7 第67号議案 平成30年度豊岡水道事業剰余金の処分について
         第68号議案 平成30年度豊岡下水道事業剰余金の処分について 日程第8 第69号議案 豊岡市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定に            ついて      第70号議案 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う            関係条例の整備に関する条例制定について 日程第9 第71号議案 豊岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制            定について      第72号議案 豊岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制            定について 日程第10 第73号議案 豊岡市公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制            定について 日程第11 第74号議案 豊岡市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す            る基準を定める条例等の一部を改正する条例制定について      第75号議案 豊岡市立保育所の設置及び管理に関する条例及び豊岡市立認定こ            ども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定に            ついて 日程第12 第76号議案 豊岡市手数料条例の一部を改正する条例制定について 日程第13 第77号議案 令和元年度豊岡一般会計補正予算(第2号) 日程第14 第78号議案 令和元年度豊岡国民健康保険事業特別会計事業勘定)補正予            算(第2号)      第79号議案 令和元年度豊岡国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正予            算(第1号)      第80号議案 令和元年度豊岡後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      第81号議案 令和元年度豊岡介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      第82号議案 令和元年度豊岡診療所事業特別会計補正予算(第1号)      第83号議案 令和元年度豊岡霊苑事業特別会計補正予算(第1号) 日程第15 第84号議案 令和元年度豊岡太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)      第85号議案 令和元年度豊岡水道事業会計補正予算(第1号)      第86号議案 令和元年度豊岡下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第16 第87号議案 平成30年度豊岡一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第17 第88号議案 平成30年度豊岡国民健康保険事業特別会計事業勘定)歳入歳            出決算の認定について      第89号議案 平成30年度豊岡国民健康保険事業特別会計(直診勘定)歳入歳            出決算の認定について      第90号議案 平成30年度豊岡後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認            定について      第91号議案 平成30年度豊岡介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて      第92号議案 平成30年度豊岡診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定につい            て      第93号議案 平成30年度豊岡霊苑事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第18 第94号議案 平成30年度豊岡管理会財産特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて 日程第19 第95号議案 平成30年度豊岡太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に            ついて      第96号議案 平成30年度豊岡水道事業会計決算の認定について      第97号議案 平成30年度豊岡下水道事業会計決算の認定について      第98号議案 平成30年度豊岡農業共済事業特別会計決算の認定について 日程第20 第99号議案 令和元年度豊岡一般会計補正予算(第3号)            (以上40件、委員会報告、質疑、討論、表決) 日程第21 意見書案第3号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算枠の拡大を求              める意見書の提出について 日程第22 意見書案第4号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求              める意見書の提出について            (以上2件、説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決) 日程第23 議会広報聴特別委員会中間報告の件 日程第24 人口減少対策等調査特別委員会中間報告の件 日程第25 防災対策調査特別委員会中間報告の件            (以上3件、委員長報告、質疑)         ───────────────────────────────                  本日の会議に付した事件 日程第1 諸般の報告 日程第2 報告第15号 専決処分したものの報告について       専決第8号 損害賠償の額を定めることについて       専決第9号 損害賠償の額を定めることについて       専決第10号 訴えの提起について       専決第11号 和解の申立てについて 日程第3 報告第16号 平成30年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告に            ついて 日程第4 報告第17号 放棄した債権の報告について(一般会計) 日程第5 報告第18号 放棄した債権の報告について(水道事業会計) 日程第6 第64号議案 損害賠償の額を定めることについて      第65号議案 損害賠償の額を定めることについて      第66号議案 事業契約の締結について 日程第7 第67号議案 平成30年度豊岡水道事業剰余金の処分について      第68号議案 平成30年度豊岡下水道事業剰余金の処分について 日程第8 第69号議案 豊岡市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定に            ついて      第70号議案 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う            関係条例の整備に関する条例制定について 日程第9 第71号議案 豊岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制            定について      第72号議案 豊岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制            定について 日程第10 第73号議案 豊岡市公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制            定について 日程第11 第74号議案 豊岡市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す            る基準を定める条例等の一部を改正する条例制定について      第75号議案 豊岡市立保育所の設置及び管理に関する条例及び豊岡市立認定こ            ども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定に            ついて 日程第12 第76号議案 豊岡市手数料条例の一部を改正する条例制定について 日程第13 第77号議案 令和元年度豊岡一般会計補正予算(第2号) 日程第14 第78号議案 令和元年度豊岡国民健康保険事業特別会計事業勘定)補正予            算(第2号)      第79号議案 令和元年度豊岡国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正予            算(第1号)      第80号議案 令和元年度豊岡後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      第81号議案 令和元年度豊岡介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      第82号議案 令和元年度豊岡診療所事業特別会計補正予算(第1号)
         第83号議案 令和元年度豊岡霊苑事業特別会計補正予算(第1号) 日程第15 第84号議案 令和元年度豊岡太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)      第85号議案 令和元年度豊岡水道事業会計補正予算(第1号)      第86号議案 令和元年度豊岡下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第16 第87号議案 平成30年度豊岡一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第17 第88号議案 平成30年度豊岡国民健康保険事業特別会計事業勘定)歳入歳            出決算の認定について      第89号議案 平成30年度豊岡国民健康保険事業特別会計(直診勘定)歳入歳            出決算の認定について      第90号議案 平成30年度豊岡後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認            定について      第91号議案 平成30年度豊岡介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて      第92号議案 平成30年度豊岡診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定につい            て      第93号議案 平成30年度豊岡霊苑事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第18 第94号議案 平成30年度豊岡管理会財産特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて 日程第19 第95号議案 平成30年度豊岡太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に            ついて      第96号議案 平成30年度豊岡水道事業会計決算の認定について      第97号議案 平成30年度豊岡下水道事業会計決算の認定について      第98号議案 平成30年度豊岡農業共済事業特別会計決算の認定について 日程第20 第99号議案 令和元年度豊岡一般会計補正予算(第3号)            (以上40件、委員会報告、質疑、討論、表決) 日程第21 意見書案第3号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算枠の拡大を求              める意見書の提出について 日程第22 意見書案第4号 加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求              める意見書の提出について            (以上2件、説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決) 日程第23 議会広報聴特別委員会中間報告の件 日程第24 人口減少対策等調査特別委員会中間報告の件 日程第25 防災対策調査特別委員会中間報告の件            (以上3件、委員長報告、質疑)         ───────────────────────────────                    出席議員(23名)          1番 清 水   寛         2番 岡 本 昭 治          3番 田 中 藤一郎         4番 土生田 仁 志          5番 松 井 正 志         7番 井 上 正 治          8番 村 岡 峰 男         9番 上 田 伴 子          10番 奥 村 忠 俊         11番 竹 中   理          12番 芦 田 竹 彦         13番 関 貫 久仁郎          14番 浅 田   徹         15番 上 田 倫 久          16番 木 谷 敏 勝         17番 椿 野 仁 司          18番 嶋 﨑 宏 之         19番 福 田 嗣 久          20番 伊 藤   仁         21番 西 田   真          22番 足 田 仁 司         23番 青 山 憲 司          24番 石 津 一 美         ───────────────────────────────                    欠席議員(1名)          6番 井 垣 文 博         ───────────────────────────────                    欠  員(なし)         ───────────────────────────────                   事務局出席職員職氏名   局長         松 本 幹 雄  次長        宮 本 ゆかり   主幹兼庶務係長    小 林 昌 弘  主幹兼調査係長   木 山 敦 子   主幹兼議事係長    佐 伯 勝 巳  副班長       藤 井 正 吾         ───────────────────────────────                 説明のため出席した者の職氏名   市長         中 貝 宗 治  副市長       森 田 敏 幸   副市長        前 野 文 孝  技監        鴨 川 義 宣   政策調整部長     塚 本 繁 樹  政策調整部参事   正 木 一 郎   防災監        宮 田   索  総務部長兼会計管理者                                 成 田 寿 道   地域コミュニティ振興部長        地域コミュニティ振興部参事              幸 木 孝 雄            桑 井 弘 之   市民生活部長     谷 岡 慎 一  健康福祉部長    久保川 伸 幸   環境経済部長     坂 本 成 彦  環境経済部参事   小 林 辰 美   コウノトリ共生部長  水 嶋 弘 三  都市整備部長    澤 田 秀 夫   都市整備部参事    河 本 行 正  城崎振興局長    熊 毛 好 弘   竹野振興局長     瀧 下 貴 也  日高振興局長    小 谷 士 郎   出石振興局長     榮 木 雅 一  但東振興局長    羽 尻 泰 広   消防長        松 岡 勇 人  上下水道部長    米 田 眞 一   教育長        嶋   公 治  教育次長      堂 垣 真 弓   監査委員       中 嶋 英 樹  選挙管理委員長   浮 田 一 雄   選管監査事務局長   宮 岡 浩 由  農業委員会長    森 井   脩   農業委員会事務局長  宮 﨑 雅 巳  総務課長      安 藤 洋 一   総務課長補佐     西 村 嘉 通         ───────────────────────────────      午前9時30分開議 ○議長(関貫久仁郎) おはようございます。  ただいまの出席議員数は23名であります。よって、会議は成立いたします。  これより本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ────────・──・──────── ◎日程第1 諸般の報告 ○議長(関貫久仁郎) 日程第1は、諸般の報告であります。  まず、本日の会議に欠席届のありましたのは井垣文博議員であります。  よって、本日の総務委員長による委員会審査報告は、豊岡市議会委員会条例第10条第1項の規定により、井垣文博委員長にかわって浅田徹副委員長が行いますので、ご了承願います。  次に、委員会発議意見書案第3号及び意見書案第4号が提出され、お手元に配付いたしておりますので、ご了承願います。  続いて、各特別委員会から委員会調査中間報告書が提出され、お手元に配付いたしておりますので、ご了承願います。  次に、総務、文教民生、建設経済の各常任委員会、各特別委員会及び議会運営委員会行政視察調査報告書をお手元に配付いたしておりますので、ご清覧願います。  続いて、本日の議事運営について、議会運営委員長の報告を求めます。  17番、椿野仁司議員。 ○議会運営委員長(椿野 仁司) おはようございます。
     本日の議事運営についてご報告をいたします。  本日は、この後、委員会審査の終了した報告第15号から報告第18号まで及び第64号議案から第99号議案までの合計40件を議案ごとに、または関連議案は一括して上程し、委員長報告、質疑、討論、表決をいたします。次に、意見書案第3号及び意見書案第4号を個別に上程し、説明の後、委員会付託を省略し、全体審議で即決をいたします。続いて、議会広報聴特別委員会人口減少対策等調査特別委員会及び防災対策調査特別委員会中間報告の件を個別に上程し、委員長報告、質疑を行います。次に、各常任委員長及び議会運営委員長から申し出いたしております所管事項について閉会中の継続審査議決を行い、今期定例会を閉会することといたしております。  以上、本日の議事運営についてよろしくご協力をお願いいたします。以上です。 ○議長(関貫久仁郎) 以上、報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第2 報告第15号 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第2、報告第15号、専決処分したものの報告について、専決第8号から専決第11号まで、損害賠償の額を定めることについてほか3件を一括議題といたします。  まず、文教民生委員長の報告を求めます。  11番、竹中理議員。 ○文教民生委員長(竹中 理) 報告第15号、専決第8号について、文教民生委員会における審査の結果をご報告いたします。  本件は、本年6月10日、生涯学習課職員が市内泉町53番付近を公用車で走行中、前方不注意により、赤信号にもかかわらず交差点に進入し、通行中の車両に衝突した交通事故であります。  この事故に伴い、追突された車両が衝突により相手方所有のガレージに衝突し、壁の一部を破損させた物損事故の損害賠償額の決定に係る専決処分についての報告であります。  審査の結果、異議なく、了承すべきものと決定しました。  なお、本件については、当委員会に審査付託された当該事故に係る損害賠償の額を定める議案についての委員長報告の中で、あわせて意見を付すことといたします。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) 次に、建設経済委員長の報告を求めます。  21番、西田真議員。 ○建設経済委員長(西田 真) 報告第15号、専決第9号から専決第11号までの3件について、建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、報告第15号、専決第9号は、市民が自家用車で市道池上日吉線を走行中、側溝の不良箇所に車両左側の前輪及び後輪が接触し、ホイール及びタイヤを損傷した事故の損害賠償額の決定に係る専決処分についての報告であります。  次に、専決第10号は、市営住宅において入居者が死亡後、連帯保証人及び相続人に対し、退去修繕費を請求したが、相続人1名から一部支払いがあったのみで、その後、支払いがなかったため、支払いがなかった連帯保証人及び相続人に対し、退去修繕費の支払いを求める訴えを提起したものであります。  続いて、専決第11号は、平成31年4月から令和元年6月分までの市営住宅使用料の滞納があり、分割納付の誓約をしたにもかかわらず、約束不履行を繰り返している相手方に対し、滞納金の一括による支払いを請求したところ、分割納付の申し出があったことから、市営住宅の滞納金の分割支払いについて、訴えの提起前に簡易裁判所に和解を申し立てたものであります。  審査の結果、格別異議なく、いずれも了承すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 質疑を打ち切ります。  報告第15号、専決第8号から専決第11号までは、いずれも委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第3 報告第16号 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第3、報告第16号、平成30年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。  総務副委員長の報告を求めます。  14番、浅田徹議員。 ○総務副委員長(浅田 徹) 報告第16号について、総務委員会における審査の結果をご報告いたします。  本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく平成30年度決算状況の報告です。健全化判断比率はいずれも早期健全化基準を下回っており、また、資金不足比率については、太陽光発電事業特別会計水道事業会計下水道事業会計及び農業共済事業特別会計、いずれの会計についても資金不足は生じていないとの内容です。  審査の結果、格別異議なく、了承すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより副委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 質疑を打ち切ります。  報告第16号は、副委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第4 報告第17号 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第4、報告第17号、放棄した債権の報告について(一般会計)を議題といたします。  予算決算委員長の報告を求めます。  7番、井上正治議員。 ○予算決算委員長(井上 正治) 報告第17号について、予算決算委員会における審査の結果をご報告いたします。  本件は、一般会計に係る市営住宅使用料及び住宅新築資金貸付金に係る債権放棄についてであります。  建設経済分科会長報告をもとに慎重に審査を行った結果、異議なく、了承すべきものと決定しました。  なお、当委員会は、次のとおり意見及び要望を付すことに決定しました。  債権放棄について、債権放棄の理由として、行方不明、死亡及び生活困窮等が上げられている。負担の公平性という点から、今後さらに検討、研究を加え、チェック機能を強化する体制を整え、債権放棄の縮小を図られたい。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 質疑を打ち切ります。  報告第17号は、委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第5 報告第18号 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第5、報告第18号、放棄した債権の報告について(水道事業会計)を議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  21番、西田真議員。 ○建設経済委員長(西田 真) 報告第18号について、建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。  本件は、水道料金等に係る債権の放棄についてであります。  当局に対し、詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、異議なく、了承すべきものと決定しました。  なお、当委員会は、次のとおり意見及び要望を付すことに決定しました。  債権放棄の理由として、行方不明、転出等が上げられている。負担の公平性という点から、今後さらに検討、研究を加え、チェック機能を強化する体制を整え、債権放棄の縮小を図られたい。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 質疑を打ち切ります。  報告第18号は、委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第6 第64号議案~第66号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第6、第64号議案から第66号議案まで、損害賠償の額を定めることについてほか2件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  11番、竹中理議員。 ○文教民生委員長(竹中 理) 第64号議案及び第65号議案について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  本案は、いずれもさきの報告第15号、専決第8号と同一の交通事故に伴い発生した2件の損害賠償の額を定めようとするものであります。  まず、64号議案は、当該事故により相手方から貸借している公用車両に修理不可能な損傷を与えたため、賃貸借契約の解約に伴う損害について賠償を行うものであります。  また、65号議案は、走行中の相手方所有の自家用車両を損傷させたことによる損害賠償を行うものであります。  審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  なお、当委員会は、次のとおり意見及び要望を付すことに決定しました。  公用車の運転については、かねてより議会からも安全運転指導、再発防止の徹底を要望してきたところである。前方不注意が原因による市の過失割合が10割の重大な交通事故であり、損害を賠償すれば済むというものではない。運転に対する認識や技能の向上はもとより、さらなる職員教育の徹底を図り、今後は常に危機管理意識を持った上で慎重に運転するよう交通事故撲滅に最善を期されたい。  次に、第66号議案は、植村直己冒険館機能強化改修運営事業に係る施設設計及び建設運営並びに維持管理について、民間の資金とノウハウを活用するPFI事業により相手方と事業契約を締結しようとするものであります。  審査の結果、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  なお、当委員会は、次のとおり意見及び要望を付すことに決定しました。  植村直己冒険館機能強化改修運営事業は事業契約が長期間であるため、履行が確実になされるよう、事業進捗における節目において計画に対する実績や収支状況等を点検するとともに、市民に対し、きめ細かな報告、情報公開に努めるなど、慎重に事業を進められたい。
     以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第64号議案から第66号議案までは、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第7 第67号議案及び第68号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第7、第67号議案及び第68号議案、平成30年度豊岡水道事業剰余金の処分についてほか1件を一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  21番、西田真議員。 ○建設経済委員長(西田 真) 第67号議案及び第68号議案の2件について、建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  第67号議案及び第68号議案は、公営企業資本制度に係る剰余金を処分しようとするものであります。  当局に対し、詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第67号議案及び第68号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第8 第69号議案及び第70号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第8、第69号議案及び第70号議案、豊岡市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定についてほか1件を一括議題といたします。  総務副委員長の報告を求めます。  14番、浅田徹議員。 ○総務副委員長(浅田 徹) 第69号議案及び第70号議案について、総務委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第69号議案は、会計年度任用職員制度を導入するに当たり、その職員の給料及び費用弁償に関する事項を定めようとするものです。  次に、第70号議案は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、11の条例について所要の改正を行おうとするものです。  審査の結果、異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  なお、当委員会は、次のとおり意見及び要望を付すことに決定いたしました。  会計年度任用職員制度の導入に当たっては、対象となる職員の意向を十分に尊重されたい。また、制度導入により、人件費が増加することとなるが、国の施策であることを踏まえ、その財源については引き続き国に要望されたい。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより副委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、いずれも副委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第69号議案及び第70号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第9 第71号議案及び第72号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第9、第71号議案及び第72号議案、豊岡市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定についてほか1件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  11番、竹中理議員。 ○文教民生委員長(竹中 理) 第71号議案及び第72号議案について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第71号議案は、住民基本台帳法施行令の改正に伴い、住民基本台帳に登録のある旧氏を印鑑登録できるようにするため、所要の改正を行おうとするものです。  次に、第72号議案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行おうとするものです。  審査の結果、格別異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第71号議案及び第72号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第10 第73号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第10、第73号議案、豊岡市公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  21番、西田真議員。 ○建設経済委員長(西田 真) 第73号議案について、建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、市の公園に野田公園を加えるため、条例の一部を改正しようとするもので、審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第73号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第11 第74号議案及び第75号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第11、第74号議案及び第75号議案、豊岡市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定についてほか1件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  11番、竹中理議員。 ○文教民生委員長(竹中 理) 第74号議案及び第75号議案について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第74号議案は、子ども・子育て支援法等の改正に伴い、関係する条例について所要の改正を行おうとするものです。  次に、第75号議案は、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の改正に伴い、市立の保育所及び認定こども園において給食費を徴収するため、関係する条例について所要の改正を行おうとするものです。  審査の結果、格別異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。
    ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第74号議案及び第75号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第12 第76号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第12、第76号議案、豊岡市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  総務副委員長の報告を求めます。  14番、浅田徹議員。 ○総務副委員長(浅田 徹) 第76号議案について、総務委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、消防法等に基づく事務に係る手数料を改めようとするものです。  審査の結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより副委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、副委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第76号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第13 第77号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第13、第77号議案、令和元年度豊岡一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。  予算決算委員長の報告を求めます。  7番、井上正治議員。 ○予算決算委員長(井上 正治) 第77号議案について、予算決算委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、今後の執行見込み額を精査し、過不足が生じる経費や人事異動による人件費の整理、出石温泉館乙女の湯の関連経費などの補正を行おうとするものであります。  各分科会長報告をもとに慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第77号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第14 第78号議案~第83号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第14、第78号議案から第83号議案まで、令和元年度豊岡国民健康保険事業特別会計事業勘定)補正予算(第2号)ほか5件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  11番、竹中理議員。 ○文教民生委員長(竹中 理) 第78号議案から第83号議案までの6件について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  これらの議案は、いずれも主に決算確定に伴う令和元年度各会計予算の補正であり、第78号議案は、国保財政調整基金への積み立て等を含む豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)、第79号議案は、一般会計繰出金の精算等を含む豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)、第80号議案は、一般会計繰出金の精算等を含む豊岡市後期高齢者医療事業特別会計、第81号議案は、一般会計繰出金の精算等を含む豊岡市介護保険事業特別会計、第82号議案は、一般会計繰出金の精算等を含む豊岡市診療所事業特別会計、第83号議案は、霊苑整備基金への積み立てを含む豊岡市霊苑事業特別会計についてであります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、いずれも可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第78号議案から第83号議案までは、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第15 第84号議案~第86号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第15、第84号議案から第86号議案まで、令和元年度豊岡太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)ほか2件を一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  21番、西田真議員。 ○建設経済委員長(西田 真) 第84号議案から第86号議案までの3件について、建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  まず、第84号議案は、令和元年度豊岡太陽光発電事業特別会計の平成30年度決算確定に伴う繰越金処理に係る補正予算であります。  第85号議案は、令和元年度豊岡水道事業会計の人事異動に伴う職員の人件費等に係る補正予算であります。  第86号議案は、令和元年度豊岡下水道事業会計の人事異動に伴う職員の人件費等に係る補正予算であります。  各項目にわたり当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第84号議案から第86号議案までは、いずれも原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第16 第87号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第16、第87号議案、平成30年度豊岡一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  予算決算委員長の報告を求めます。  7番、井上正治議員。 ○予算決算委員長(井上 正治) 第87号議案について、予算決算委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、平成30年度の豊岡市一般会計に係る歳入歳出決算並びに実質収支に関する調書及び財産に関する調書についてであります。  慎重に審査を行う中で、一部委員より認定に反対の立場から、市民税と固定資産税に超過課税が課されているが、市民税に超過課税を課しているのは全国でも豊岡市だけであり、市民の理解は得られていない。市民の暮らしを圧迫する超過課税をやめるべきである。  次に、但馬空港利用促進の補助金について、但馬地方に空港ができ、ビジネスや観光に貢献していることは理解しているが、市民の一部の利用に多額の補助金を出し続けることは、他の補助金との均衡から見ても多過ぎる。再検討し、補助金を抑えるべきである。  続いて、子ども医療費について、全国的に見ても、中学校卒業まで通院も入院も無料のところは約9割、高校卒業まで無料化は3割を超えている。県下41市町で乳児医療費の有料は豊岡市だけである。子ども医療費無料化は市民要望も強く、早急に実施に踏み切るべきである。  以上のことから、本案には反対であるとの意見が出されました。  一方、認定に賛成の立場からは、平成30年度決算において、歳入は市民税、固定資産税の超過課税分を入れても、対前年度比0.9%の減となっている。長期財政見通しも本年度から赤字となる見通しであり、市民の要望に応える歳出への圧力は年々高まっている。超過課税は、都市計画税の廃止に伴う代替財源として、今日の市民の暮らしを着実に支えている。災害、コミュニティ、経済、財政の4つの危機から脱却するためにも、超過課税廃止には現時点では同意できない。
     次に、但馬空港利用促進の補助金については、昨年5月より新型機が就航し、利用者が増加している。利用促進の補助金が出ていることも大きく影響している。豊岡市の大交流とインバウンド等に但馬空港利用も大きく貢献をしており、利用を促進するために必要な予算である。  続いて、子ども医療費の助成事業については、ワーキンググループを設置し、医療費の助成策の合理性について検討をしているところである。  以上のことから、本案は適切妥当な決算であり、認定すべきであるとの意見が出されました。  このため、採決を行った結果、賛成多数により認定すべきものと決定しました。  なお、当委員会は、次のとおり委員会意見及び要望を付すことに決定しました。  まず、危険空き家を含む危険空き家全般について、件数及び状況の把握に努め、市民の安心・安全につながる対策を講じられたい。  続いて、工業団地等の水道料金に係る特別料金について、今後ますます厳しい財政状況が見込まれるため、見直しも含め、検討されたい。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。  9番、上田伴子議員。 ○議員(9番 上田 伴子) 第87号議案、平成30年度豊岡一般会計歳入歳出決算の認定について、ただいまの報告にもありましたが、反対の立場で意見を申し上げます。  第1は、歳入における市民税、固定資産税の超過課税についてです。超過課税による課税額は市民税1億8,321万円、固定資産税の超過課税額は3億3,139万円、全体で5億1,460万円となっています。17年の1市5町の合併から13年が経過しました。合併時、旧豊岡市だけに課せられていた都市計画税を廃止することは、市民へ公平な課税をするという観点から当然なことだったと思います。しかし、5億円の収入を失うことは、財政運営上、特に下水道建設の起債償還のため、できないということで、市民税と固定資産税に超過課税が課せられました。今、市民税に超過課税を課しているのは、全国でも豊岡市だけとなりました。10年以上たった今も、市民の理解は得られていないと考えます。市民の暮らしを圧迫する、この市民税への超過課税はやめるべきです。  第2は、歳出における但馬空港利用促進補助金です。兵庫県最北の地である但馬地方に空港ができ、飛行機が離発着することは、利用するものにとって大変便利なことです。外国人の観光客もふえ、ビジネスや観光に貢献していると思います。しかし、豊岡市は、市民には常に財政難を言い、補助金カット、使用料の引き上げなど、市民の経済状況が大変となっています。市民の一部が利用する飛行機の利用促進として多額の補助金を出し続けることは、ほかの補助金との均衡を見ても多過ぎると言えます。再検討し、補助金助成は抑えるべきであります。  第3は、子ども医療費です。全国的に見ても、中学校卒業まで通院も入院も無料なところは9割に達しています。高校卒業まで無料化に踏み切っているところもふえています。県下41市町で乳児医療費の有料は豊岡市だけです。子ども医療費無料化は市民要望も大変強く、早急に実施に踏み切るべきだと思います。安心して子育てができる環境を整えるべきです。  以上、反対討論とします。 ○議長(関貫久仁郎) ほかにありませんか。  1番、清水寛議員。 ○議員(1番 清水 寛) 第87号議案、平成30年度豊岡一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をします。  平成30年度決算において、歳入は対前年度比15.9%の減であり、超過課税分約5.1億円を収入してなお、市税全体として0.9%の減であります。実質収支約8.2億円の黒字も、歳出全体が対前年度比18%の減であった結果であり、実質単年度収支では約3.7億円の赤字であります。長期財政見通しも本年度から赤字となる見通しであり、幼児教育・保育の無償化や増嵩する社会保障関連経費など、市民福祉の向上、社会基盤整備、そして、市民の要望に応える歳出の圧力が年々高まっています。  30年度も、公共施設再編や行政改革など歳出の見直しを着実に進めながら、生産性向上などの人手不足対策や産業育成など人口減少対策に総合的に取り組むなど、市民福祉に資するさまざまな事務事業が実施されてきました。超過課税は、都市計画税の廃止に伴う市民福祉に資する代替予算として市議会で認めてきた経緯もあり、市民の日々の暮らしを着実に支え続け、災害、コミュニティ、経済、財政の4つの危機から脱却するためにも、超過課税廃止には現時点では同意できません。  よって、市民税、固定資産税の超過課税分を含む本案は適切妥当な決算であり、認定すべきであります。以上です。 ○議長(関貫久仁郎) ほかにありませんか。  20番、伊藤仁議員。 ○議員(20番 伊藤 仁) 第87号議案に賛成の立場で討論申し上げます。  但馬空港は、昨年5月より新型機ATRが就航し、利用者がふえています。利用促進の補助金が出ていることも大きく影響していると理解をいたします。東京直行便を悲願とし、但馬-伊丹便の目標搭乗率を70%とするターゲット70にも取り組んでいます。豊岡市は大交流とインバウンドに力を入れており、但馬空港利用も大きく貢献をしています。今後も、利用促進のためには必要な空港予算であると考えています。  以上のことから、賛成討論といたします。 ○議長(関貫久仁郎) ほかにありませんか。  16番、木谷敏勝議員。 ○議員(16番 木谷 敏勝) 決算認定に賛成の立場で討論をいたします。  医療費の助成事業については、この議場でも一般質問でも、また、分科会でも議論があったところでございます。先ほど委員長報告がありましたように、ワーキンググループを設置して、検討しているとの答弁もございました。また、文教民生分科会でも、議会のほうが大変心配しておりました夏季の暑さ対策、その予算も30年度に計上されていて、残りの中学校の空調も確実にそれを執行していただき、環境も整えていただきました。我が文教民生委員会に係る予算を滞りなく執行していただいているこの決算は認定すべきという立場で、委員長報告に賛成の討論といたします。 ○議長(関貫久仁郎) ほかにありませんか。  討論を打ち切ります。  これより第87号議案を起立により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。        〔賛成者起立〕 ○議長(関貫久仁郎) 起立多数であります。よって、第87号議案は、認定されました。 ────────・──・──────── ◎日程第17 第88号議案~第93号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第17、第88号議案から第93号議案まで、平成30年度豊岡国民健康保険事業特別会計事業勘定)歳入歳出決算の認定についてほか5件を一括議題といたします。  文教民生委員長の報告を求めます。  11番、竹中理議員。 ○文教民生委員長(竹中 理) 第88号議案から第93号議案までの6件について、文教民生委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  これらの議案は、いずれも平成30年度各会計の決算認定であります。  第88号議案は豊岡市国民健康保険事業特別会計事業勘定)、第89号議案は豊岡市国民健康保険事業特別会計(直診勘定)、第90号議案は豊岡市後期高齢者医療事業特別会計、第91号議案は豊岡市介護保険事業特別会計、第92号議案は豊岡市診療所事業特別会計、第93号議案は豊岡市霊苑事業特別会計についてであります。  当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、異議なく、いずれも認定すべきものと決定しました。  なお、当委員会は、次のとおり意見及び要望を付すことに決定しました。  第93号議案について、平成23年10月に開設した豊岡市立東霊苑は、依然、需要が伸び悩んでいる状況にある。利便性や環境など、さらなる魅力のPRや周知を図り、利用拡大に努められたい。また、将来的には霊苑の補修、保全等が必要となると見込まれるので、豊岡市立霊苑整備基金の設置を契機として、計画的な運営に努められたい。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり認定することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第88号議案から第93号議案までは、いずれも認定されました。 ────────・──・──────── ◎日程第18 第94号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第18、第94号議案、平成30年度豊岡管理会財産特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  総務副委員長の報告を求めます。  14番、浅田徹議員。 ○総務副委員長(浅田 徹) 第94号議案について、総務委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、平成30年度豊岡管理会財産特別会計歳入歳出決算の認定についてであり、当局に対し、各項目にわたり詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、認定すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより副委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、副委員長報告のとおり認定することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第94号議案は、認定されました。 ────────・──・──────── ◎日程第19 第95号議案~第98号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第19、第95号議案から第98号議案まで、平成30年度豊岡太陽光発電事業特別会計歳入歳出決算の認定についてほか3件を一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。  21番、西田真議員。 ○建設経済委員長(西田 真) 第95号議案から第98号議案までの4件について、建設経済委員会における審査の結果を一括してご報告いたします。  第95号議案は平成30年度豊岡太陽光発電事業特別会計歳入歳出に係る決算認定、第96号議案は平成30年度豊岡水道事業会計に係る決算認定、第97号議案は平成30年度豊岡下水道事業会計に係る決算認定、第98号議案は平成30年度豊岡農業共済事業特別会計に係る決算認定であります。  各項目にわたり当局から詳細な説明を求め、慎重に審査を行った結果、格別異議なく、いずれも認定すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり認定することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第95号議案から第98号議案までは、いずれも認定されました。 ────────・──・────────
    ◎日程第20 第99号議案 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第20、第99号議案、令和元年度豊岡一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  予算決算委員長の報告を求めます。  7番、井上正治議員。 ○予算決算委員長(井上 正治) 第99号議案について、予算決算委員会における審査の結果をご報告いたします。  本案は、強度行動障害地域生活支援事業に係る負担金及び債務負担行為の補正予算についてであります。  文教民生分科会長報告をもとに慎重に審査を行った結果、格別異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、ご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、委員長報告のとおり原案可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、第99号議案は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第21 意見書案第3号 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第21、意見書案第3号、下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と予算枠の拡大を求める意見書の提出についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  17番、椿野仁司議員。 ○議員(17番 椿野 仁司) ただいま議題となりました意見書案につきまして、案文の朗読をもって説明にかえます。 ────────────────────  下水道施設の改築に係る国庫補助の継続と  予算枠の拡大を求める意見書(案)  豊岡市では、昭和46年度から下水道事業に着手し、その後、平成3年度に兵庫県が提唱した「生活排水99%大作戦」に基づき、強力に整備を進めてきた。現在は、処理場等施設の長寿命化計画を策定し、計画的に改築更新を進めているほか、処理場の統廃合や、予防保全の強化等による改築費用の縮減など、将来にわたって下水道施設の機能を維持していくための取り組みを進めている。  このような状況の中、国の財政制度等審議会において、汚水処理施設に対する国の財政支援は「受益者負担の原則」と整合的なものに見直していく必要があるとの指摘があり、これを受けた国の平成31年度予算では、浸水対策及び未普及対策等に国庫補助が重点配分されたところである。  今後も、老朽化した汚水処理施設の改築への国庫補助が削減されれば、一般会計繰入金の増額や下水道使用料の増額改定により必要な財源を賄わざるを得ず、必要な財源が確保できなかった場合には、施設の更新ができず老朽化等により、汚水管の破損による汚水の流出や道路陥没の発生、さらに下水処理の機能停止によるトイレの使用停止などの事態が発生し、市民生活に重大な影響が及ぶことが懸念される。  さらには、発生確率が70%~80%に引き上げられた南海トラフ地震や豊岡市を中心に大規模な被害が想定される日本海沿岸地震など、国難をもたらすような巨大地震や活断層による地震はいつ起きてもおかしくない状況にある。  ついては、将来にわたって下水道サービスを確実に提供し、市民生活や社会経済活動を守り、快適な暮らしを支えるとともに、日本海沿岸地震をはじめとする自然災害へ備えるため、下記の事項に取り組まれるよう強く求める。           記 1 下水道施設の改築に係る国庫補助制度を堅持すること。 2 その上で、災害時の機能保全、安全性確保の観点から、下水道施設の老朽化対策に必要な予算を確保すること。 3 南海トラフ地震や豊岡市を中心に大規模な被害が想定される日本海沿岸地震、及び巨大台風をはじめとする自然災害に備える事前防災の観点から、防災・減災対策等に必要な予算を確保すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    令和元年9月27日                 豊岡市議会 ────────────────────  議員の皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(関貫久仁郎) 説明は終わりました。  お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認め、そのように決定しました。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、原案のとおり可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第3号は、原案のとおり可決されました。 ────────・──・──────── ◎日程第22 意見書案第4号 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第22、意見書案第4号、加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書の提出についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  17番、椿野仁司議員。 ○議員(17番 椿野 仁司) ただいま議題になりました意見書案につきまして、案文の朗読をもって説明にかえます。 ────────────────────  加齢性難聴者補聴器購入に対する公的  補助制度の創設を求める意見書(案)  加齢性難聴は日常生活を不便にし、コミュニケーションを困難にするなど、生活の質を落とす大きな原因になる。  また、最近では、うつや認知症の危険因子になることも指摘されている。  日本の難聴者率は欧米諸国と大差はないが、補聴器使用率は欧米諸国と比べて低く、日本での補聴器の普及が求められる。  しかし、日本において補聴器の価格は1個あたり概ね3万円~20万円であり、保険適用ではないため全額自己負担となっている。身体障害者福祉法第4条に規定する身体障害者である高度・重度難聴の場合は、補装具費支給制度により1割負担、中等度以下の場合は、購入後に医療費控除が受けられるものの、その対象者はわずかで、約9割は自費で購入している実態にある。  欧米では補聴器購入に対し公的補助制度があり、日本でも一部の自治体で高齢者の補聴器購入に対し補助を行っている。  補聴器の更なる普及で高齢になっても生活の質を落とさず過ごすことができ、認知症の予防、ひいては健康寿命の延伸、医療費の抑制にもつながると考える。  よって、国において、加齢性難聴者補聴器購入に対する公的補助制度を創設するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    令和元年9月27日                 豊岡市議会 ────────────────────  議員の皆さんのご賛同よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(関貫久仁郎) 説明は終わりました。  お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認め、そのように決定しました。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) お諮りいたします。本案は、原案のとおり可決することに決定してご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第4号は、原案のとおり可決されました。  ただいま可決されました意見書案の取り扱いについては、議長に一任願います。  暫時休憩します。再開は10時40分。     午前10時27分休憩 ────────────────────     午前10時40分再開 ○議長(関貫久仁郎) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ────────・──・──────── ◎日程第23 議会広報聴特別委員会中間報告の件 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第23、議会広報聴特別委員会中間報告の件を議題といたします。  本件については、豊岡市議会会議規則第45条第2項の規定により、議会広報聴特別委員会から中間報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許可します。  議会広報広聴特別委員長の報告を求めます。
     5番、松井正志議員。 ○議会広報広聴特別委員長(松井 正志) 議会広報聴特別委員会に付託されました付議事件である議会広報紙の発行及び市民意見の聴取並びに広報・広聴に関する調査研究等について、次のとおり中間報告を行います。  委員会調査経過について。本委員会は、2018年11月の臨時会において委員選出が行われ、新体制でスタートしました。きょうまでの新たな取り組みとして、①市民の皆様に議員を身近に感じてほしいとの思いから、24人のプロフィールを掲載、②各会派の抱負・取り組みを掲載、③2019年6月議会からスマートフォン等で一般質問の中継・録画配信がされるようになったことに伴い、8月発行の議会だよりからQRコードを掲載、④一般質問の写真は、より臨場感を出すために、顔だけではなく、上半身を掲載、⑤意見交換をする市民団体等を議会だよりで広く募集し、応募団体等との意見交換会につなげるなど、広聴活動も行いました。  議会だよりの発行に当たっては、各号それぞれ3回の委員会を開催し、掲載内容の検討、紙面のレイアウトを行いながら、原稿の作成・編集を行いました。  編集に当たっては、掲載内容の確認のため、会議録と原稿のチェックを行い、記事の読みやすさに留意しながら最終校正までの作業を行いました。さらに本文中、写真をできるだけ多用するとともに、市民等の写真を掲載し、より親しまれる議会だより発行に心がけました。  また、市民によりわかりやすい、そして手にとってもらいやすい議会広報を届けるための研修として、管外行政視察を1回実施しました。  毎日新聞社毎日文化センター主催の第32回近畿市町村広報紙セミナーに参加し、広報紙の理念、広報紙に求められる役割等のノウハウを学ぶとともに、意見交換を行い、広報の発行に関する諸課題について認識を深めることができました。その成果品として、第72号(2019年8月発行)を近畿市町村広報紙コンクールに出品しました。  議会だよりの発行については、第69号を2018年12月に、第70号を2019年2月に、第71号を2019年5月に、第72号を2019年8月に発行しています。  なお、第73号については、2019年11月に発行する予定です。  きょうまで、これらの編集活動や視察研修を行う中、今まで培ったノウハウを踏襲しつつ、さらに検討しながら、市民に親しまれる紙面づくりに心がけました。  現状として、1つには、発行日が議会開催月の翌々月で、タイムリーでない。2つ目には、委員が毎年かわるため、広報に係る研修などにより資質の向上を図るとともに、広報編集要領の共通認識による編集を行う必要がある。  今後の課題として、1つには、文字を減らす勇気と余白のある紙面構成を念頭に置き、より一層市民の皆様に親しみを持って読んでもらえる議会だよりにする。2つ目には、議案表決の結果にかかわらず、委員会での審査状況を掲載するなど、議会の様子を詳細に伝える必要がある。3つ目には、シリーズ記事、トピックスの掲載などにより、市民にさらに市政や議会に関心を持っていただき、議会の状況をもっと知っていただく必要がある。4つ目には、読者(市民など)が投稿などで議会だよりへ参加ができる環境を整える必要がある。  継続して紙面構成全般について、より見やすく、より手にとってもらいやすい、女性や若者にも親しみやすい議会だより作成に向けた検討が必要と考えます。ホームページ等も活用する中、市民への詳細な情報提供、タイムリーな情報発信にさらなる検討・努力が必要です。  以上をもって当委員会の中間報告といたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 質疑を打ち切ります。  本件は、委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第24 人口減少対策等調査特別委員会中間報告の件 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第24、人口減少対策等調査特別委員会中間報告の件を議題といたします。  本件については、豊岡市議会会議規則第45条第2項の規定により、人口減少対策等調査特別委員会から中間報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。  人口減少対策等調査特別委員長の報告を求めます。  10番、奥村忠俊議員。 ○人口減少対策等調査特別委員長(奥村 忠俊) 人口減少対策等調査特別委員会に付議された事件につきましては、豊岡市議会会議規則第45条第2項の規定により、中間報告をいたします。  本委員会は、2018年11月13日、臨時会において委員の選出、及び同日の委員会において正副委員長を互選しました。11月16日開催の委員会においては、重点調査項目を見直し、それまで3項目であったものに修正を加えるとともに、1項目追加し、全4項目としました。そして、今日までに委員会を8回開催し、重点調査事項に基づき調査、協議等を行ってまいりました。  7月11日には、鳥取県八頭郡八頭町及び同郡智頭町を訪ね、八頭イノベーションプロジェクト及び移住定住推進、地域活性化の取り組みについてそれぞれ研修を受け、さらに翌12日には倉吉市を訪ね、移住定住推進施策について調査研修を実施しました。詳細は、行政視察調査報告書をごらんください。  さらに、8月9日には人口減少率の高い地域の一つでもある但東地域を視察し、現況と課題を把握しました。前段では、移住されたお二人の方に来ていただき、移住の経過や思いを聞き、意見交換を行いました。後段では、但東地域における人口減少対策の取り組みについて、但東振興局から成果と課題の説明を受けました。「但東に移住定住する人が増えている」を戦略目的として、移住促進住宅運営事業、教育民泊推進事業、空き家活用促進、地域固有情報発信事業等に取り組んでおられます。これらの事業は、行政区、地区、コミュニティ組織及び地域内の団体と協働で実施しているものも多くあり、行政と地域とのつながりがますます重要になっていると感じました。  次に、重点調査項目についてであります。  1つ目に、移住定住促進に関する事項です。委員会では、移住定住促進に関する事項について、事業計画及び実施状況、事業の検証評価などについて当局から説明を求め、質疑を行いました。従来からの仕事、住まい、暮らし等の情報を発信するウエブサイト「飛んでるローカル豊岡」の展開等、移住定住の相談、支援等を積極的に取り組んでいく一方、今後は、劇団青年団の移住、専門職大学の開学等、若者の転出抑制と新たな転入者の増加が期待されるところです。  2つ目に、結婚支援、多子出産応援、子育て支援に関する事項についてであります。ハートリーフ推進室から、未婚率の抑制と出生率の増加を目標に、結婚支援、多子出産応援について概要の説明を受けました。今年度から出会い機会創出事業、はーとピーが市の直営事業に、また、子育てママの活躍機会促進事業補助金を新設され、今後においても結婚、出産から子育てに至る総合的な支援を積極的に推し進めていかれるように要望いたします。  3つ目に、産業振興等、地域活性化対策に関する事項についてであります。今年度新たに設置されたワークイノベーション推進室から、ジェンダーギャップ解消の推進、1月に策定したワークイノベーション戦略に基づく事業の概要、市職員キャリアデザインの推進等について説明を受け、質疑を行いました。女性が活躍できる社会の実現に向けて、ジェンダーギャップの解消が人口減少対策に結びつくよう、今後の成果に期待したいところです。  4つ目に、人口減少に係る諸課題に関する事項についてであります。  空き家情報、結婚支援、ジェンダーギャップ解消の推進等の人口減少対策に係る市の施策につきましては、引き続きホームページ等を最大限に活用した情報発信に努めていただきたいと思います。  終わりになりましたが、人口減少は本市に限らず、今や国内のほとんどの市区町村で起こっている深刻な問題となっています。その問題と正面から向き合い、対処していくことが、これからの自治体には求められています。  豊岡で暮らす価値を見出す、その一つとして、演劇を用いた施策を推進。また、それに伴い、専門職大学の誘致、開学も含め、今後、人口増につながるような施策等が期待されるところであります。  しかし、何より今ここに住んでいる人々が元気に楽しく生き生き暮らしていくことが、外から見れば魅力があり、移住したいと思わせることにつながっていくと考えます。そのため、その活動の中心となる地域コミュニティ組織等の活発な取り組みに期待するところでありますが、市としましても、地域活動を最大限にバックアップしていただきますよう要望いたします。  また、移住者向けの空き家情報の発信も重要であるため、市内の居住可能な空き家物件のさらなる掘り起こし、そして、仕事、住まい、暮らしをトータルにサポートした魅力ある情報発信に努められたいと考えます。  人口減少対策に係る諸施策については、一朝一夕で効果が出るものはほとんどないと考えます。住む人が満足していることと、市外の人を引きつける魅力、その両方をバランスよく展開した今後の施策の取り組みに期待いたします。  以上をもって当委員会の中間報告とします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 質疑を打ち切ります。  本件は、委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ◎日程第25 防災対策調査特別委員会中間報告の件 ○議長(関貫久仁郎) 次は、日程第25、防災対策調査特別委員会中間報告の件を議題といたします。  本件については、豊岡市議会会議規則第45条第2項の規定により、防災対策調査特別委員会から中間報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許可します。  防災対策調査特別委員長の報告を求めます。  14番、浅田徹議員。 ○防災対策調査特別委員長(浅田 徹) 防災対策調査特別委員会に付議されました事件について、豊岡市議会会議規則第45条第2項の規定により、中間報告をいたします。  本委員会は、2018年11月から今日まで、付議されました防災・減災対策等に係る調査研究を行ってまいりました。調査事項につきましては、昨年11月16日の委員会で9項目の重点調査事項を決定し、今日まで調査研究を進めております。  本委員会では、この間、委員会を5回開催し、市当局から委員会所管事項等についての説明を受け、防災・減災対策の諸課題等について研究を行っております。  本委員会の管内、管外視察及び調査研究といたしましては、豊岡市福田の奈佐川漏水現場を初め、円山川のひのそ他地区パラペット工事現場、豊岡市赤石の堤防亀裂復旧現場等現地視察、また、竹野地域の土砂災害防止法に基づく土砂災害特別警戒区域(レッド区域)指定、及び日本海津波防災インフラ整備計画の現地視察を行うなど、積極的に現地に足を運んでまいりました。また、7月には、大災害の教訓を生かした防災・減災の先進的な取り組みをしている京都府福知山市、広島県広島市の管外視察を行い、福知山市では「内水氾濫の教訓を生かした内水対策について」、広島市では「土砂災害の復興及び教訓を生かした防災対策について」をテーマに、それぞれ調査研究を実施いたしました。本委員会の調査内容につきましては、お手元に調査委員会中間報告を提出をしておりますが、次のとおり概要を述べて報告といたしたいと思います。  まず、重点調査事項についてであります。本委員会では、主に市の防災組織体制、河川、内水、土砂災害対策及び地震、津波、高潮、雪害対策等の状況を把握し、精力的に調査研究を行ってまいりました。近年は、毎年のように日本各地で大災害が発生しております。災害による被害を最小限に抑えるためには、行政、地域、市民が協力して、ハード整備のみならず、危険情報の収集・分析・伝達能力を向上させるなど、ソフト面の充実を図り、地域防災力を強化する必要があります。  (2)河川、土砂災害対策に関する事項についてでございますが、今期は、先ほども申しました福田地区の漏水現場、城崎町来日のパラペット工事現場、豊岡市赤石の堤防亀裂復旧現場及び河川裏のり尻補強現場、竹野町竹野の土砂災害防止法に基づく土砂災害特別警戒区域(レッド区域)の指定の現地視察につきまして、国、県より説明を受けました。地域住民の生命、財産を守るため、これらの対策は不可欠であることから、今後の早期の整備が望まれます。  続いて、(3)地震、津波対策に関する事項についてでございます。兵庫県は2019年3月、日本海津波防災インフラ整備計画を策定しました。今期は、整備計画の一つである竹野地域防潮堤整備箇所の現地視察を行い、県より説明を受けました。また、8月25日には、地震災害に備え、市民総参加による地震発生後の安全確保訓練、沿岸部におきましては津波避難訓練を実施しました。訓練を通して、災害発生時における的確な行動と、地域で協力して地域住民の命を守るという防災意識を高めるなど、区民が一体となって継続して防災活動を行うことが大切です。  続きまして、(4)自主防災組織に関する事項についてでございます。自主防災組織の実態を把握するため、2011年度から全区、359区につきまして、実態調査を実施しています。2019年度調査では、組織結成ありと回答された区は359区中305区で、組織率は85.0%となっており、組織化は確実に進んでおります。また、各種訓練の実施状況は359区中315区、87.7%となっております。これは、2015年度から8月最終日曜日に実施している市民総参加訓練が区の年1回以上の訓練実施の定着化につながっていると考えられます。  続いて、(5)の①その他、台風災害に関する状況についてであります。2017年9月に発生した台風18号、翌10月に発生した台風21号、2018年7月豪雨、10月の台風24号の本市の被害状況は、人的被害がないものの、建物被害、河川、道路等の被害、農地・農業用施設、治山、林道、漁港における被害など多数にわたりました。今期は、これらの台風及び豪雨の発生状況や、立野水位及び流域平均雨量について、各災害から農地・農業用施設、林道、治山、河川、道路災害復旧進捗状況について詳細な説明を当局職員から受け、確認を行ってまいりました。  続いて、(5)②の防災行政無線の整備についてでございます。無線規格の変更により、現在運用しているアナログ方式による設備は2022年11月末までの使用期限となっております。本市は、防災行政無線のデジタル化に向け、2019年に親局、中継局、屋外拡声子局等の設備整備、戸別受信機の配布と旧戸別受信機の回収を予定しており、緊急防災減災事業債の活用期限である2020年度末までにデジタル化防災行政無線の整備完了が望まれます。  最後、まとめとして、終わりに。本委員会は災害対策全般に関して調査を行うため、昨年11月の臨時会において現委員の選出が行われ、本市の防災・減災に係る調査、協議を積極的に行ってまいりました。当局におかれては、本委員会における調査の過程で各委員から出された意見、要望や本市の特性を十分踏まえ、子供や高齢者、さらには災害時要援護者の方など、優しい、安全・安心な防災行政を推進されるよう要望いたします。  また、行政の危機管理意識の啓発だけでなく、大規模災害においては、自助、共助による守れる命が多いことから、自分の命は自分で守る、自分たちの地域は自分たちで守るという意識や地域の連帯感を高めることができるような研修、訓練の実施及びコミュニティ活動の推進といった平常時からの努力も期待するものであります。そのためには、当局におかれましては、情報提供するシステムを的確かつ迅速に構築するよう要望いたします。  さらに、東日本大震災や熊本地震、台風や局地的豪雨、豪雪災害などについても新たな顕在化した課題や問題点など、国や県の見直しを待つことなく、すぐに対処できる事項について早急な見直しを行い、財政上の理由のみをもって事業化の可否を判断することなく、市民の安全を守る立場として先進事例等の調査を行い、事業の実施に向け、前向きな検討に努めていただきたいと考えます。  以上のとおりご報告いたします。 ○議長(関貫久仁郎) これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) 質疑を打ち切ります。  本件は、委員長報告のとおりご了承願います。 ────────・──・──────── ○議長(関貫久仁郎) 次に、各常任委員長及び議会運営委員長からお手元に配付いたしております一覧表のとおり、所管事項について、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査として付託することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認め、そのように決定しました。 ────────・──・──────── ○議長(関貫久仁郎) 以上で今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。  お諮りいたします。これをもって今期定例会を閉会といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関貫久仁郎) ご異議なしと認めます。よって、令和元年第2回豊岡市議会定例会はこれをもって閉会をいたします。     午前11時03分閉会 ──────────────────── ◎議長挨拶 ○議長(関貫久仁郎) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  去る8月30日に開会いたしました今期定例市議会は、29日間にわたる全日程を終了し、本日、ここに閉会の運びとなりました。  この間、議員各位には、当局提出議案や意見書案等の重要案件につきまして、終始熱心にご審議を賜り、適切妥当な決定をいただきました。とりわけ平成30年度の各会計決算認定議案につきましては、会期が限られている中、それぞれの所管の常任委員会におきまして慎重に審査をしていただきました。議員各位のご精励に対しまして、衷心より厚く御礼を申し上げます。  さて、今期定例会を振り返りますと、防災・減災対策、幼児教育・保育の無償化、演劇のまちに関する取り組み、長期財政見通し、出石温泉館乙女の湯の対応など、市政運営に係る重要な事項について真摯に議論が行われました。  市長を初め、当局各位におかれましては、議会審議の過程において議員各位から述べられました意見、要望などを謙虚に受けとめ、今後の市政運営に反映されるよう要望いたしますとともに、懸案諸課題の解決に向け、さらなる努力を傾注していただきますよう切に要望するものであります。  一雨ごとに秋の深まりを感じるころとなりました。市内各地では運動会や秋祭り、文化祭など、スポーツ、文化、芸術の秋にふさわしい行事が開催されます。議員各位には、健康に十分にご留意をいただき、市政進展のため、なお一層の精励を賜りますことをご祈念申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。 ──────────────────── ◎市長挨拶
    ○市長(中貝 宗治) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  去る8月30日に開会いたしました令和元年第2回定例市議会は、全日程を終了し、ただいま閉会の運びになりました。議員各位のご精励に対し、深く敬意を表します。  今議会に私から提出いたしました案件は、いずれも原案どおり適切なるご決定をいただき、心から厚くお礼申し上げます。  市行政の各般にわたり議員各位からいただきました貴重なご意見等につきましては、今後の市政執行に当たり、十分に心してまいります。  ここで、出石文化会館跡地の利活用について申し上げます。  当該跡地については、解体後、できるだけ早くにぎわいを取り戻したいと考え、一般競争入札による売却または貸し付けにより利活用希望者を募る方針で準備を進めています。しかし、約1万7,000平方メートルの広大な土地であるため、分筆を行った上での売却または貸し付けも視野に入れることといたしました。入札は来年2月ごろ行いたいと考えていますが、入札の際の現実的な公募条件の設定や市場性の事前把握に役立てるため、事業者等から意見や提案を対話形式で受け付けるサウンディング型市場調査を10月1日から実施します。  なお、このことについては、直接の地元である水上区の区長、及び出石区長協議会正副会長に説明させていただき、おおむね理解をいただいているところです。  次に、スマート農業関連でのタイへの職員出張についてご報告します。  本市のスマート農業に関する取り組みを農林水産省のホームページでごらんになったタイ王国大阪総領事館から、スマート農業分野での今後の相互交流等を視野に、タイに来て、市の取り組みのプレゼンテーションやタイのスマート農業関係者との意見交換を行ってもらえないかとの要請を受けました。これに応え、去る9月15日から22日までの間、市の職員がタイに赴き、タイ国家イノベーション庁及びタイ王国大阪総領事館が主催するセミナー等でプレゼンテーションを計3回行ったほか、スマート農業の研究に取り組むメージョー大学との情報交換など、関係者とのさまざまな交流を行いました。今後、この動きが継続、発展し、本市のスマート農業やインバウンドの推進に寄与すればと期待しているところです。  爽やかな秋の季節を迎えました。市内各地では運動会、秋祭り、文化祭など、地域の人々が触れ合い、きずなを深め合うさまざまな行事が予定されています。議員各位には、市政の運営と活力ある地域づくりのため、なお一層のご理解、ご支援を賜りますとともに、健康に留意され、ますますご活躍されますよう祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。      午前11時08分 ────────────────────...